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2018年 01月 25日

「本を読みました。」

「リーチ先生」を読む。

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なるほど。史実に基づくのもあり、創作の部分もあり。「アートフィクション」とは面白いものだなあと思いました。


-以下ネタバレ注意-

バーナード・リーチや柳宗悦の描写は知ってる方なら納得するような描写であり、民藝ファンの一人としては、この本をきっかけに民藝館に行ってくれる方が増えてくれたら嬉しい限り。

ここからの感想は独り言のようなものですが、主人公の亀乃介の傍らにいろんな熱量を持ったスーパースター達が居たにも関わらず、主人公は芸術としての本質が全く理解出来なかったのが残念というか哀しくもある(終盤は理解していたのかもしれないが)。それは、気のせいかもしれないけど現代の人間を作者が揶揄しているのか、はたまたもどかしさを与えることで、主人公以外の登場人物の輪郭を濃くしたかったのかは分からない。
ただ、本書の時代は芸術論争が白熱した時代の一つで、主人公のように消極的な(人に運命を委ねるような)人間は、直ぐ様排除されるとも思った。

だから、フィクションと言われているからこそ(最後まで読むと)消極的な若者が、過去にタイムスリップして、未来を塗り替える作業を行ったような不思議な印象を受ける。それを「民藝の巨匠」が繋いでいるかのような。

ただただ「自分はこうなりたくはない」と思った次第。そして、感想もするものではないかな?とも。。いろんな受け取り方があるのでしょうから。



by sumiya-aramono | 2018-01-25 21:33 | | Comments(0)
2017年 11月 04日

「田仲一美 冬の織物展」

と銘打ちまして、只今、温かい田仲さんの素晴らしい織物を展示販売しております。

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個人的に私も購入させて頂きました。良いものを実用すると、何だか心まで嬉しくなりますね。

藍は島根県安来、織は木綿の手機織り。
御来店を御待ちしております。



by sumiya-aramono | 2017-11-04 12:17 | 民藝 | Comments(0)
2017年 11月 02日

「11月分選書」

また、京都の誠光社さまから楽しい本が送られてきました。

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すみや荒物店の屋根裏図書会員も20名を越えました。
本の素晴らしさを知って頂くため、無料の貸出も行っております。

本が御好きな方、工藝・民藝好きな方、御来店を御待ちしています。



by sumiya-aramono | 2017-11-02 16:54 | | Comments(0)
2017年 08月 05日

「教科書」

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「少年民藝館/外村吉之介著」
この本を知って、かれこれ15年と少し経ったように思います。

前回の柳宗理さんの「アノニマス・デザイン」と同様に後半の方では同じような文章が出てきます。私が知った時は用美社さんが出版されてました、今は筑摩書房さんですね。

外村吉之介さんは、岡山の倉敷民藝館と、熊本の熊本国際民藝館の館長をされていました。織りの世界では有名な方でして、戦後から日本の織りや染めのことに尽力されていました。

本も幾数か上梓されています。その中の一冊が「少年民藝館」です。


「民藝の入門書」と帯が付いてます、なるほど、タイトルの通り「少年」でも分かるように丁寧な優しい言葉で書いてあります。復刊して、厚みもスタイリッシュになりました。一度手に持たれて読んで頂きたい本です。




by sumiya-aramono | 2017-08-05 13:08 | | Comments(0)
2017年 07月 25日

「小鹿田焼支援即売会」

先の福岡・大分豪雨災害において、小鹿田焼の里も被害に遭われたことは御伝えしましたが、すみや荒物店としましても支援するために展示即売会を行うことにしました。

作り手は坂本工・創さん親子です。彫の深さの陰影と三彩の色がきれいです。
経費を差し引いた売上げの2割を小鹿田焼協同組合の方に手渡したいと思います。宜しく御願いします。

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by sumiya-aramono | 2017-07-25 10:27 | 民藝 | Comments(0)
2017年 06月 23日

「定番」

山鹿の鹿本町にあります「かじや窯」さん。

かじや窯の米原さんに、山鹿の定番になるようなお皿を作りましょう!とお願いしまして、考えてもらっています。

定番って?というのもあるんですが、本当に普通のオーソドックスなお皿を作ってほしいと御伝えしてまして、先日それに近いものの試作品が上がってきました。

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これはまだサンプルですので、色目など変わります。左から4寸、5寸、6寸ということで、食事で一番使う大きさを作って頂くことになりました。夏の出来上がりが楽しみです。

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またこちらは「かじや窯」さんの定番のフチあり皿。深さがあるので汁物も大丈夫です。

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こちらも4寸、5寸、6寸とあり、在店中です。御近くの方は是非御覧下さいませ!



by sumiya-aramono | 2017-06-23 09:38 | モノ | Comments(0)
2017年 05月 24日

「美しさとは」

近くの本屋さんの新刊コーナーにありました。
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ちょっと前、陶器の事でゴタゴタがあった人の本を…と思って開いたら、後半から結構な頻度で柳宗悦さんを引用してあり驚きました。

引用、説明に上手く使う感じですね。それでも宗教的な面を批判されてましたが。
そこで感じたことは、柳さんたちが創った『民藝美論』が、非の打ち所がないほど完成していたので、中島さんも引用し易かったのだろうな、と改めて思いました。

メディア受けする人が『民藝』のことを言われるのは意外でしたが、こうやって多用されて認知されていくのも有難いことかな、と思います。

書籍自体はザックバランな会話文章で読みやすかったです。やさしく骨董と実用品の違い、きれいな物と美しいものの違いを説明されてました。



by sumiya-aramono | 2017-05-24 09:54 | | Comments(0)
2017年 05月 14日

「ORIGAMI」

最近、知りました海外のORIGAMI(折紙)、日本の折紙が元ネタなのでしょうか。

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折紙自体は中国が本場のような気もしますが、それは置いておきまして、カナダ在住のアフリカ人のQuentin Trollipさんの創られるORIGAMIに感動しました。

精工ではないのですが、手で作っていることと、紙の持つ性質を上手く使って温かみのあるデザインに仕上げてあります。

民藝もですが、精工に創ることに意味はないのでしょう。精工に創る目的というのは、精工に造らなければいけない理由がある場合(飛行機やビル建設など工業的)においてです。※目的により変わるのでしょう
手で創るのなら手で創ることのメリットを生かした方が芸術性も豊かになります。

氏の作品の折り方はPDFにてダウンロード販売しているみたいです、作り方のおおよそは下記の動画のような感じ。
人間の叡知である数学を使い、手で作る造形物には一度挑戦してみようと思います。





by sumiya-aramono | 2017-05-14 15:58 | モノ | Comments(0)
2017年 05月 07日

「DM」


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連休中に御来店して頂きました皆さまありがとうございました。

2階という不馴れな場所にも関わらず御来店して頂いた皆さまに感謝いたします。

お客様とイロイロなお話をして、世間話もありますが明らかに準備不足なことも露呈してしまいご迷惑をお掛けしました。その一つが「DM」ということで、上の画像を作っておりました。

カメラマンの土門拳さんが好きですので(そのような感じになるように)小鹿田焼の壺の接写をDMに。

まだまだ準備不足は否めませんので、早速補う準備をして次回に繋げます。
4店で企画しました「山鹿遊小路」も好評でしたので、こちらも続けられるようにしたいです。



by sumiya-aramono | 2017-05-07 18:56 | デザイン | Comments(0)
2016年 09月 13日

「楕円皿」

楕円皿がとても愛くるしい今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
カレーを食べる時や、パスタを盛る時や、小物を置く時でも、真ん丸いリム皿よりも「楕円皿」の方が使い勝手が良い時があります。

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                          ※画像.森山窯さま
         
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                                        ※画像.ふもと窯さま

元々、陶芸を生業とされている方は「オーダーメイド」が基本ですので、自分が好きなデザインや大きさで作って貰えます。引き出物や御祝いの品も作られます。小鹿田焼も、数々の工芸店がデザインした物とオーソドックスな物が日々置いてあります。

ということで、私も「楕円皿」に挑戦しようと思っています。
目標は「出西窯」のような楕円皿。私物で持っていて素晴らしいデザインです。
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細部は「かじや窯」の米原さんと話し合って考えます。かじや窯の淡い藍が部屋を明るくしてくれると思います。




by sumiya-aramono | 2016-09-13 08:45 | デザイン | Comments(0)