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2020年 03月 09日

「最近のオシ」

最近ハマっているカセットテープ。
やはり「今は無い」とか「限定」というのにはメッキリ弱いですね。

基本的に、やはり「手に触れるモノ 」が好きですし、HDDやUSBメモリーのモノは案外保存期間って短いらしいです。

「最近のオシ」_b0369943_00190251.jpg

「最近のオシ」_b0369943_00190212.jpg

いろいろな所を探しては一番安い所で買うようにしています。

「スネークマンショー」は400円でした。


# by sumiya-aramono | 2020-03-09 00:16 | モノ
2020年 03月 04日

「愛らしい顔」

アメリカのMack tracksというトラック会社があります。

「愛らしい顔」_b0369943_00164528.jpg

こういう大きいトラックを製造しています。

10年以上前から、このMackのシンボルであります「ブルドッグ」がとても欲しくて欲しくて。

分かりますかね?ボンネットにうっすら見えてるキラリと光るヤツです。

「愛らしい顔」_b0369943_00183992.jpg

近くで見るとこんな顔をしています。

何とも言えない顔「キョトン」としているような。

「愛らしい顔」_b0369943_00194526.jpg

日本では考えられないんですが、画像のように後ろ足だけで固定されていまして、飛び上がったような姿勢で付けてあります。

「愛らしい顔」_b0369943_00210478.jpg

だから、よくあるのはこんな感じでトラックから外したままの感じで売ってあります。
※台座付きもありますが

アメリカにはこういうモノのコレクターが居るようですけど、私もこういうモノは大好きです。
使われていたモノっていうのが良い感じですね。

御多分に漏れず、価値の無かったモノに価値が出るというのが面白い処でしょう。

「愛らしい顔」_b0369943_00241873.jpg

こうやって見ると何だか勇ましく見えてきますね。アメリカ人のモノ作りの精神、私は好きです。


# by sumiya-aramono | 2020-03-04 00:15 | モノ
2020年 02月 24日

「仕入の妙」

私が高校生の頃はファッションブームでして、ジーパンが1本100万するモノも存在する時代でした。

Tシャツが2万円とか、今では理解できない価値観に、懐かしさを覚えます。

古着も価値がありましたから、バイヤーに憧れたりする人が結構いました。

ふと現代に戻りまして、現実的にバイヤーなどは成り立つのか?と考えてみました。

その手の話は「ヤフー知恵袋」にあるかと思いますが、一応。

例えばですが、仕入れを近くのどこかの国に行くとしまして、10万かかるとします(経費)。

3000円のモノを80個仕入れたとしまして、24万円。
それを帰って、7000円で全て販売した場合56万、仕入れを引いたら32万の粗利ですが、10万の旅費がかかってますので、22万の利益となります。※税金などは置いときまして

「仕入の妙」_b0369943_16052875.jpg

もちろん、これには時間的コストや、家賃、維持費、人件費もかかってません。

また、旅費と仕入れの34万の経費を稼ぐには7000円の物を、80個仕入れのうち最低50個は売らなければなりません。

こう考えてみると、世の中の個人商店の方々は凄い大変だと案じます。

ここから、もっと楽が出来ないものかと考えた場合、何個か方法が見つかりました。

●恐ろしく高いモノを売る

例えばですがペルシャ絨毯などは月に一枚売れれば大丈夫でしょう。
仮に30万のモノを8個仕入れまして240万。
70万で8個売れれば560万です。旅費を差し引いても310万円残ります。また、この場合の最低販売数は4個です。

ただ、これにはそれだけの納得出来るモノと、売る方の社会的信用(立地やブランド)が必要になります。指輪や時計などでしょうね。

これは現実的には難しいので、やや出来そうなことはやはりインターネットです。

●インターネットで買い付ける

そもそも、旅費に10万円というのがかかり過ぎています。今はインターネットがあるので、ネットで頼んで送って貰えれば経費は低くなります。
しかし、それは現物を見て買えないというリスクがあります。そしてこれも信頼関係が必要になることでしょう。

世界のアリババのサイトなど見ると、恐ろしい安い金額で仕入れが出来たりします。人件費が安い国に大量に製品を作らせます。

そんなモノを売っても負の連鎖になるように思えますね。その国の文化や伝統はどうなるのか。

でも反対に、遠い国の人とコミュニケーションを取るためにインターネットがあるので、自分の望んでいた作り手の人(モノ)と上手くいく場合もあるでしょう。
素晴らしい製品を今も作っている人は居ます(恐らく)!

日本の製品も多く海外にいっています。それは価値観が認められているということです。日本酒などそうですよね。
仕入れた商品の価値観を最大限に発揮出来るならばとても良い未来が築けることでしょう。

と、ほとんど自分に言い聞かせています。


# by sumiya-aramono | 2020-02-24 16:01 | コト
2020年 02月 24日

「なけなしの金」

先日、荒尾の小代焼に行ってきまして、大皿の迫力、美しさに見いってしまいました。

「なけなしの金」_b0369943_11141077.jpg

大きさは関係ないだろう、と思ってはいたんですが、造られた方の想いとか、置場所のことを考えると、もしくはハッキリ言い切ってしまえば、これを「アート」と捉えるならば、大きさは関係あります。

そういうことを、オブラートに作者の方に言ってみたら、その方も近い感覚でして
「やはりそうこなくては」と嬉しくなりました。

実は、上の画像のを買うかどうしようか迷っている内に、有名な目利きの人に買われてしまいました(泣)

でもその方も買ったので「自分もまんざらじゃないな」と思いました。「物を買うことは、自信を持つこと」とは柚木さんの言葉ですが、先に買われた方から20数年前に言われたことは「物はなけなしの金で買わなきゃいけない」ということ。

「なけなしの金」_b0369943_11212901.jpg

ということで、もう1つの「対」のように造ってありましたモノを。※まだ買ってませんが

まあ、こちらの方が荒々しくて抽象的で面白いとも感じました。本来の民藝とはこういうことだと思います。

絵画や芸術でも、こういうのを「Abstract」と言いますが、好みです。


# by sumiya-aramono | 2020-02-24 11:11 | モノ
2020年 02月 18日

「八方美人」

「八方美人」_b0369943_13140240.png

「同調圧力」という言葉を御存知でしょうか。
数年前から、この言葉の不必要さを痛感しています。

同調圧力は、意思決定の際に、他の人と揉めたり陰口を言われたくないため、答えに関係なく同調してしまうこと、と私は理解しています。

真剣に議論を交わしても、いざ決める時に声の大きい人に寄ってしまうのは、日本人の特質なのかもしれません。

先日、海外で有名な賞を受賞された方の記事を読んでも同じように感じます。


「良し・悪し」「正しい・相応しくない」という点を考えていかなければ、これからの社会は良くならず、同調圧力による時間的損失は、とても勿体ないです。

だから八方美人というのも考えものだと思います。

# by sumiya-aramono | 2020-02-18 13:12 | コト