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カテゴリ:モノ( 48 )


2019年 09月 03日

「柳さんのミトン」

先日、熊本国際民藝館に行ってまして、昔の「民藝」を整理してました。

今から40年前の「民藝」に、普段あまり無い「付録」が付いてました。

珍しい!と思っていて見ると「柳悦孝さん」が描いた「鍋つかみ(ミトン)」の図案でした。


※柳悦孝さんのプロフィールはコチラで。↓
おおっ!と思って読むと、今は消防団などで着られる法被。消防服ですかね、あれを使った活用例。

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嬉しくなって、さっそく山鹿の「かみや」さんに作って頂きました。

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さすが柳さんがデザインしたモノだなあ、と思わずにはいられない。

かみやさんと相談して、数個作ってみようとなりました。「柳さんのミトン」ということで、男性用も試作中。綿を入れたら冬に使えるかな?



by sumiya-aramono | 2019-09-03 12:33 | モノ | Comments(0)
2019年 08月 29日

「Tシャツ」

考えていますけど難しい。

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Tシャツというプロダクトが、すでに完成しているデザインですので、あれこれしない方が良いとは分かります。

質感に価格を反映させることが、正しいとは感じます。ただTシャツのもう一つの面白味がポップアート的な感覚ではないでしょうか。

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見る方が「クスッ」としたら成功みたいな。
もしくはメッセージ性の強い言葉、心に刺さる物語がある言葉などは、Tシャツにおける必然性を向上させています。

今度関わるプロジェクトで考えています。私達なりの「毒」を入れた方が良いのか、でも入れなきゃする意味もないな、と思いつつ前に進んでいます。



by sumiya-aramono | 2019-08-29 09:11 | モノ | Comments(0)
2019年 07月 18日

「手紙」

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御存知の方も居るでしょうか。

「何者からかの手紙」

これは便箋に数枚の手紙形式の小説が入っていまして、150円で販売してあります。
※小説かは知りません、恐らく

いろんなタイトルがついていて、読みたいタイトルのを購入し、まさに誰か分からない人からの手紙を読むというアイデア商品です。

最初は第三者なんですが、手紙を買うことに因って、何者かと購入者は「関係性」を持ちます。

こらは商品というより「アート」に近いものでしょう。良点として

・負担にならない料金
・手紙(小説)というアナログの回帰(活字の意味)
・「繋がる」喜び

例えば、これはメールや電子媒体だと魅力が半減します。物質的である、手紙を受け取り、封を開け、活字を読む、という行動をしなければなりません。

つまり「手紙」だからこそ出来ることです。制作者の方には脱帽ですが、これはどこでも出来ることですので、是非海外でやったら面白いのではないかと感じます。されていたらスミマセン

手紙を出すことも受け取ることも減りました。
「何者からかの手紙」来るのが待ち遠しいです。


by sumiya-aramono | 2019-07-18 01:35 | モノ | Comments(0)
2019年 07月 09日

「選別する楽しみ」

生きていると、いえ、活動していると不思議なもので、見ている方は見ていてくれるんだな、と感じます。

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画像を送って来られまして。

「前田さんなら何を置きますか?」と言われました。

その方とは波長が合いますので、直ぐに返答しました。

私世代くらいは、とても「モノ」が好きな時代でした。今のようにUNIQLO全盛では勿論なく、モノが少ない方(貴重な方)がリスペクトされる時代です。

確かに、置いてあるモノでその人の世界観(頭の中)というのは、表現出来るかもしれません。有象無象なモノだと、何かよく分からない人となるかも。。

こりゃあ軽く受けたけど大変かもな、、と思いましたが案外楽しんでいる自分が居ます。御客様がガッカリしないようなモノを選びたいと思います。自分でも楽しみです!

by sumiya-aramono | 2019-07-09 23:39 | モノ | Comments(0)
2019年 06月 15日

「山鹿版アノニマス・デザイン」

昨日から、あるイベントの御手伝いで「酒樽」を使ったベンチの制作をしておりました。

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酒樽は、杉の板を扇形に切り、周りを竹で編んだ物で固定したものです。

木と木の接続は、竹でしてありまして、中には90年近く前に作られた物もありました。

樽に巻いてあった竹を切って、半分に縦に切り離し、2.5ミリ厚の鉄板で繋ぎます。

簡単のように書いてますが、七転び八起き状態で大変でした。ただ、樽の自然にデザインされた「R(曲線)」は美しく、今まで使われてきた歴史を肌で直に触れることが出来るのは感動しました。

酒樽なので雨には強く、すぐには作れない寂れた趣も良かったです。

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八千代座の裏に設置予定です。

by sumiya-aramono | 2019-06-15 08:24 | モノ | Comments(0)
2019年 06月 08日

「頼もしきカメラバッグ」

先日、小旅行に行って来ましたが、使っていたバッグが素晴らしかったので。

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DAIWAのタックルバッグです。
私は主に、一眼レフ、財布、入れに使ってましたが、肩と腰にベルトをしてあるので疲れないのが良かったです。

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一眼も横向きですが、すんなり入ります。
開いた所のネットにはバッグを雨から守るシートが入っています。

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また、画像の前のファスナーに財布や切符など入れてました。
開けたまんまマジックテープで留められ、いちいちファスナーを開けなくてもモノが取り出せるのは大変便利でした。

DAIWAは服もデザインが良くて機能的で使う人のことを考えているのが解ります。

使ったバッグは男性向きで、女性には少し大きいかもしれません。

by sumiya-aramono | 2019-06-08 17:31 | モノ | Comments(0)
2019年 05月 05日

「ジーンズの効能」

ジーンズを販売しているけども、ジーンズのメリットを上手に言えないこともあるので、ここで一度まとめを。

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ジーンズはデニムという綿の素材を使ったパンツのこと。ジーンズを最初に作ったリーバイ・ストラウス社は、1853年にサンフランシスコで創業した。
1873年に衣料品のポケットの補強にリベットを使用する特許を取得。それが今あるジーンズの原型となった。

御存じの人も多いように、元々ジーンズは坑夫のための純粋な道具であり、アメリカのゴールドラッシュの時に使われていた丈夫なテント地を元に作られた。
ガラガラ蛇除けにインディゴ・ブルー(藍)で染めたのを使ったとか、汚れを目立たなくしたためとか諸説ある。

アメリカでは自然回帰のBack to Nature運動も重なり、丈夫で実用的なモノというのは「価値」を生んだ。
「ヘビーデューティー」という言葉も生まれ「丈夫で実用的なモノ=本物(ホンモノ)」という概念も生まれた。

日本では、そんな用から派生したモノであるためデザイナーの柳宗理さんは「アノニマスデザイン」とも呼んだ。
一つの方向から見ても、結構な情報量であることが分かる。しかし、丈夫でホンモノだから人気があるのか?というとどうだろうか。


ジーンズには勿論歴史もあり、変遷もあり、作る会社の「こだわり」が垣間見えたり、生産者の「感情」のようなモノが見えやすいプロダクトではあるが、それは同時に使う人の「感情」を表すプロダクトとも言えると思う。

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我々も、そんなにジーンズを勉強してこなかったため、今イロイロな情報を入れている所ではあるが、その中で興味深い文章があった。

「エヴィスジーンズこさえてもう20年ほどになります。早いもんですわ。時々ふと「Gパンはヤスモンや」言われたことを思い出します。
 ~中略~ 
高い?高かったら高級品?エヴィスジーンズ、どうみても普通のGパン。高級品とは言えまへんやろ。ふつうのしょうもないGパンですわ。
ふつうのしょうもないGパンなんで2万円もすんねん?「何で2万円もすんねん」思うてる人、ウチのGパン、買わはることおもへんわ。
他になんぼでも、安いGパン安いありますやろ。エヴィスジーンズは一本2万円もする高いGパンなんは、確かですな。

ほなエヴィスジーンズは、高いからええもんなんか?ちゃいますわな。大体、何を持って、ええもんや、いいますのんや?
「Gパンはヤスモンや」まんざら無茶な言葉でもないな、て最近思いまんねん。
2万円のGパン5年はいたら1年4千円、10年はいたら1年2千円。やっぱりGパンはヤスモンですわな。

ヤスモンだけに、何も気にせんとガンガン穿けるんが、Gパンのええとこですわ。へろへろに酔うて帰ってきて脱いだらほったらかしでも何の問題もない。
これがスーパー100やら120やらの、ティッシュペーパーみたいな高級ウール製トラウザースやと、そうはいかん。
ヤスモンにはヤスモンのええとこおまんねん。 ~中略~

大体、穿き込むほどにええ味に変化してくれる衣料品素材、そないおまへんで。正しく言うと変化言うより劣化でんな。
デニムの場合、この劣化の過程に独特の味がありまんねんな。衣料品てふつう、着込んだり、穿き込んだら、劣化して、もとの色ははげはげ、ほつれぼろぼろ、そこら中びろんびろんになって、着れんようになるもんです。

着れんことなくても見た目、なんとのう、みすぼらしなるもんですわ。それがあんさん!このデニム言う素材だけは、ちゃいまんねん。

独特の風合いに化けてきよる。最近は、意図的に、味の出てくる素材を開発してるメーカーさんもありますけど、そうゆう今時の話は別として、普通のデニムて、100年以上前からある、綿製の綾織り素材、ほんまの意味でトラディショナルなもんです。」ー山根英彦物語 CLUTCH Magazine vol.2


ちょっと長くなりましたが、価格帯における考え方もあり、とても良い文章と思いましたので。
ジーンズは使う人だけのオリジナルな「色落ち」をし、世界に一つだけのプロダクトと成る。
奇しくも、藍を使ってあるため「侘(わび)寂(さび)」の味わいのある日本的な感覚もあり、文章にあるように、破けようと汚れようと、それがファッションと成り得る稀有なプロダクトである。

穿き込まれたジーンズは「その人らしさ」を良く表している。真面目な人は真面目な穿き方をしているし、大らかな人は大らかに。
それはジーンズだけとは限らないけど、ジーンズは使っていく内に精神的(感情的)に成長するプロダクトとも思える。
決して、丈夫なだけの簡易的プロダクトでは無くなり、150年以上という永きにわたり魅力を解き放っている。

また、世界的にも認知され、フォーマルにも適応出来るようになってきた。博多駅で仲間と視察していたけど、ジーンズを穿いている比率は男女共に高く、現代の生活に浸透していることが解る。

だからこそ、我々もジーンズを穿かれる人に失礼の無いように学び、プロダクトとしても成長をしていきたいと願っています。


by sumiya-aramono | 2019-05-05 20:11 | モノ | Comments(0)
2019年 04月 26日

「僕の左手」

最近の時計はSINNです。
特徴的な竜頭は左にありまして、仕事をしていても手が痛くならないのが有り難いです。

初めて売り出されたのがいつなのか分かりませんが、今よりも少し小ぶりな40mmの文字盤と、黒、白、赤の配色は、古き良きタフな時計の様で好感が持てます。個体に対してはズッシリ重い

特に日にちなどは、目を凝らさないと見えない小ささで、デザインした方のこだわりを感じます。老眼にならない内はしていようと思います。

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by sumiya-aramono | 2019-04-26 13:53 | モノ | Comments(0)
2019年 03月 10日

「観る力」

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世界的に人気(と思っている)CANDELARIO MEDRANO氏(Mexican,1918-1986)が作った土人形たち。

造形も独特で、明るい色彩はメキシコの風土のせいでしょうか、楽しい作風も特徴的です。

乗り物が多くて、建物(ビル)、船、列車、飛行機、車(トラック)、そして動物など。

もう亡くなられているので、数も限られているでしょうから近年は価格も高騰してきています。
それでなくてもメキシコのフォークアートは「買いづらく」なっているでしょうから。※安全面において

先日、清水の舞台から飛び降りて捻挫するくらいに、1つだけ購入しました。まだ届いてませんが、やはり「本物」というのを見ておきたいと思いまして。

日本も今は「こけし」とか人気が少しずつ上がってきているそうですね。私は個人的に「CLAY FIGURE(土人形)」の方が性に合っていると感じますので、日本のそういうのを一度見に行きたいとも思っています。

上記のCLAY FIGUREはコレクターに人気ですが、その理由としては「アート性」があるからだと思います。

逆に言うと「アート性」が無いと、モノを高く売ることは難しい時代になっていくと思います。ではどんなものが「アート性」があるのか。何でも良いのか、数が少なければ良いのか。

そこで「本物」つまりは「美術館」「民藝館」の役割が出て来ると思います。
「本物」を観る(感じる)ことで、そのモノの本質(伝えたい何か)を感じ、訓練していくことで「観る力」というものは高まっていくと思います。

画像のような、一見子どもが作ったような土人形たちに大人が何故夢中になるのか。届くのが楽しみです。


by sumiya-aramono | 2019-03-10 18:53 | モノ | Comments(0)
2019年 01月 17日

「春先用に」

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今日は、御二人の方に靴をお届け。
膝を補強する靴なんですが「普通」の靴に見えますね。
普通が1番

いつも思うのですが靴を買う時って昔は
雑誌を読み→流行を知り→載っているブランドの中から→自分にあったものを探して→買っていました。

今では、口コミやSNSを見て→自分にあったものを探して→買っています。ですかね

それでもナイキやアディダスやニューバランスとかが多いのかな。全て外国製(関税ワッショイ)

それが悪いとも思いませんが、私はメイド・イン・ジャパンで、近くのものをオススメします。

昔は山鹿にも工場があったそう。


by sumiya-aramono | 2019-01-17 21:51 | モノ | Comments(0)