2019年 07月 01日
車で移動している時は、例えばラジオを聞いていたり、録音しているラジオを聞いていたり、Superflyを聞いていたり、無音で考え事をしていたり、ということが多いです。 いろいろなことを考えて、もちろんそれが間違っている方向に向かっていることは多々あるかもしれませんが、考えるということが「大切」なことと思っています。 最近、考えている1つが「分かりやすさ」です。今、時代は「分かりやすさ」を求めているのではないか。 可視化とも言ったりしますが、結局は「分かりやすさ」現代人にズバッと何かを伝えるとしたら、案外受け入れられるのではないか? 昔、無印良品が好きでして、今になって昔の無印良品のコンセプトを見ています。とても好感が持てたのは飾らない「分かりやすさ」だったからではないのか。 ![]() 下記のリンク先のインタビューの中で、バブル時代のブランドの在り方に警鐘を鳴らす所があります。 『日本の経済がバブルに向かっていく中で、当時は有名ブランドのロゴを付けるだけで、実質の価格よりも高く売るようなことが一般的になってきました。それを私たちは、「付加価値の間違った運用」だと思いました。大切なのはものの価値をきちんと伝える商品設計です。ジョークになりますが、トイレットロールのカバーに「CHANEL」というロゴを刺繍しただけでも売れてしまうような時代。現代にココ・シャネルが生きていたら、「あら、私の名前がトイレに使われているわ」などと思うのではないかという感じでした。』 無印良品が始まったのが昭和55年。今から40年ほど前。そんな私は今、初老を迎え、何かしらの「モノを作る」時に、この時代の人たちの言葉は、私の中の「分かりやすさ」を刺激します。 つまり「分かりやすさをデザインすることがブランドになる」かな。 さあ、頑張ろう。
by sumiya-aramono
| 2019-07-01 21:20
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