人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2019年 05月 21日

「見るところ」

先日、日田市からの御客様がいらっしゃいました。
日田市は山鹿市と隣接しているんですが、山鹿市と境遇が似ている街です。

「見るところ」_b0369943_07344709.jpg

・内陸部(近くに都市)
・温泉地
・みなし過疎地域
・人口

日田まで車で1時間弱と思いますが、個人的に大好きな街です。企業も山鹿より多く入ってきているし、豆田町、小鹿田焼、林業は観光に密接に繋がっているように思えます。

そんな日田市からの御客様。小一時間話していて、情報交換をしていました。

こんな時に良いのは、メリットよりデメリットを聞けるところ。地域の本当の声というのを聞けるのは有り難いですね。

その方は移住者の方でしたので移住者目線でイロイロ見てきた話を。

一番、共感できたのは移住者の方は店や施設を知りたいのではなく、どんな人がこの地域に住んでいるのか。どんな思いで街に暮らしているのか。ということでした。

私自身感じていたことですが、旅人のような方から言われるとハッとします。

箱物や行政の取組は最低条件としてあるだろうし、見て分かります。でも仮に住みたい地域がコミュニティ性がとても強い地域で、こんなハズではなかったということで、問題になることもあるようです。

そういうことで言えば、今回来られたような中も外も知っている方は、移住したい方には良い力になると思いました。※Aさん、頑張って下さいね!

地域も物質的に豊かになっていますので、人が見るところというのは変わってきていると感じます。

ですので情報発信にしましても、上記のことを踏まえた情報を取り上げていきたいと二人で一致しました。
つまり、可能ならと前置きしますが「店」より「人」の紹介。

その地域の人しか知り得ない情報というのがこれからの「価値」となるでしょうし、移住者や観光される方の知りたいことと思います。

お店を始めて、こんな情報の連携が出来るとは思ってもみませんでしたが、とても面白いと感じます。

by sumiya-aramono | 2019-05-21 07:12 | 地域


<< 「地域性プロダクト」      「祝い酒」 >>