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2019年 05月 04日

「Make Sharp」


―個人的な考えですー

「地域」「ヒト」「モノ」などのブランディングとかよくイロイロな媒体で見ている。
見る側と行う側では、対岸の岸のように違うと思えるが、一体どういうことだろう?と頭の中を整理している。

地域(地方)で何か行う場合、人口比率や物価などが違うので東京や京都で行っていることが、そのまま通用するとは思えない。
時間的な感覚も違うだろうし、求めているモノも若干違うだろうし、そうなってくると目的すら違うと思える。

地域は地域の良さというものがあるのだから、地域でしか出来ないことをしていくのが「ブランディング」に繋がると思う。
よくコンサル用語で「磨く(ブラッシュ アップ)」という言葉を見るが、私なら磨くより「尖らせる(メイク シャープ)」

行くだけで困難なレストランは、体験型にもってこい。富士山の絶景もそう。
コンビニエンスストアがどこにでも同じものを置くことで「安心」を売るのなら、地域はその逆を行く方が自然のような気がする。

険しい道の先に、自分しか味わえない「何か」を体験する、それは旅におけるそもそもの目的ではあるけども、旅以外にもそれは適応出来るように思う。
1日1組のイタリアンや、1ヶ月に3着しか作れないオーダーメイドのスーツ屋さん。船でしか行けない居酒屋もあれば、1日限定50個のスイーツショップ。2週間に1度しか開かないお店は、誰かしら気になることに違いない。
険しい道の方が話題になりやすく、行う側の「目的」を明確にしてくれる。
どこにでもある店より、そこにしかない店の方が消費者は敏感である。※承認欲求などの関係上

また、どこにでもありそうなモノでも、何かしらの「制約」がある方がストーリーが複雑になるのは、テレビドラマでも常套手段のように思える。
つまり、これから物流の形もキレイに分かれていくような気がする。もうなっているかな

お土産屋さんは、大量に仕入れ旅行者に大量に売る。手仕事の人は価格を上げ少量を自分のサイトで売ることで利益を得る。
そうでない所は、地域のストーリーを作り、モノを通して「地域」を押し出す(※これをより険しく)

そんなことを思いながら、只今いろいろ勉強しながらバタバタしている最中です。
地域は「尖ってなんぼ」と思いながら実践中。
「Make  Sharp」_b0369943_17492764.jpg


by sumiya-aramono | 2019-05-04 17:51 | 地域


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