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2019年 03月 26日

「民藝の本(かな)」

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何度も何度も買うのを(実は)躊躇いました。

なかなか高価な本でもあるし、パラッと読んでも内容的に満足出来ないと感じたから。

それでも買おうと思ったのは、この本の中の一部の人の意見を読み解こうと思ったからでした。

結婚式の挨拶みたいに「民藝」を引き合いに出して、アレヤコレヤの結果論。最後は自分の仕事の話でまとめて何を伝えたいのか判然としない中、青柳龍太さんの文章は引き込まれ、その後に続いた日本民藝館の月森さんとの対談は何か良かった。良かったのは月森さんかな

熊本の県立図書館に分厚い柳宗悦全集があって、借りて読みあさって、コピーして友人に見せたり。昔から「民藝」には何かしらそういう魅力がありました。

でもいつも思うのは「民藝」という造語の中で、結局戯れているんだろうな、ということ。民藝館にとっても話題になるのは嬉しいことだろうし、柳さんの本が売れるのも良いことでしょう。青空文庫もありますけど

答えを見つけようとしても見つかりません。柳さんではないのですから。それでも近付くことは出来るかも、、と思っています。
若いこれからの人に期待しています。


by sumiya-aramono | 2019-03-26 21:37 |


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