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2019年 02月 10日

「無理のない仕事」

アル街の、アル宿を仮定して。

「無理のない仕事」_b0369943_20330556.jpg

一泊2500円(税込)、朝食なし、お風呂なし、トイレ共同、洗面所共同。※トイレ洗面所はキレイ

画像のように部屋は小綺麗。最低限の設え、むしろ潔ささえあります。

今で言うゲストハウスですね。外国の方にはウケそう

一泊2500円で、ビジネス的にやっていけるのか?と思いました。でも数十年これでやってらっしゃるので良いのでしょうね。

(恐らく)やれている理由

◆建物自体にお金がかかっていない
◆経費がほぼかかっていない
◆働いている人の生活環境と合っている
◆部屋数の限定
◆驚くほどの好立地

まずは建物自体の減価償却が終わっていますので、固定資産税や少なからず出る補修費用、光熱費が固定費ですね。

15時から新しいお客さんが来まして、鍵を渡してお金を貰います。あとは何らかのアクシデントに備えまして待機、次の日の10時までに退出された後の清掃。布団干し(クリーニング)

部屋数は4部屋、従業員は2人です。夕食は近くの居酒屋、お酒が呑みたくなったらスナックへ。

営業はほぼ口コミ(紹介のみ)。

年金や貯金があると仮定して、仮に月80名のお客さんが来まして20万円の売上、アル街でしたら充分出来る御商売と思いました。

私なんかは無理な仕事で、必ず居なければならないし、老夫婦の方々に合っているお仕事と思います。値段も絶妙と思いました。

逆に言うと、新築やリフォーム費用がかさむと成り立たない商売ですね。前回の古本屋同様。
「無理のない仕事」_b0369943_21011102.jpg

あ、そうそう。こんな風に近くの温泉の湯札とタオルをくれます、漫画の「のの湯」みたいですね。

「紹介していいですか」と聞いたら、少し困った顔をされましたので、仮定の話となりました。


by sumiya-aramono | 2019-02-10 20:30 | 地域


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