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2018年 12月 23日

「Treasures in the Trash Museum 」

「Treasures in the Trash Museum 」と検索したら、結構な画像が出てきます。意味は「ゴミ博物館の宝物」

「Treasures in the Trash Museum 」_b0369943_23461131.jpg

昔の雑誌を見ていたら、「Huge」という雑誌が出てきまして6年前のでした。「I 🖤JUNK!」ということで、コレクターの人達の特集。

昔からこういうのが好きだったんだなあと我ながら辟易しますが、これは性分かもしれません。

人がモノに対して興味を無くすと、捨てたり人にあげたりします。その時点で持ってたモノの「価値観」は「0」になります、持ってた人の中で。

しかし、そのジャンクのモノの中にキラリと光る何かを感じ、集めてミュージアムにしたり商売にしたりする人もいます。

情報=価値というのは正しいと思いますが、どちらも創ることが可能です。マスコミの生業ですね。しかし、そんなマスコミが作った流行に惑わされず、自分の眼を信じ楽しく集めている人達が雑誌に特集してある人達です。

日本民藝館を作った柳さん達も、初めはそんな感じだったのではないでしょうか。また聞いた話によると、芹澤ケイ介さんはダメージのひどいモノでも喜んで集めていたとか。

何故この雑誌を買ったのかな?と思っていたら、終わりの方に柚木沙弥郎さんのコレクションも載っていました。そして「モノを選ぶということは、自分に自信を持つことなんだ」と言われています。

確かに今の時代、画一化されたモノばかりで、○○から仕入れている、というのが分かったり、オンラインで買えたりしまして面白くないと思うことがあります。もちろん、民藝の精神のように良品である生きている生活雑貨は一定量必要だと思います。

ただ、個人的に好きな「アート的な絶対量が少ないモノ=ゴミ」と成り得るかもしれませんが、柚木さんの言葉に習っていきたいと思いました。


by sumiya-aramono | 2018-12-23 23:44 | モノ


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