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2018年 08月 19日

「山鹿の祭」

8月15,16日に山鹿市の御祭り「山鹿灯籠祭」が開催されました。
本年は私も一団体「燈籠祭を考える会」に所属し、祭に参加致しました。

本来、祭とは地元の人たちが楽(愉)しむことでありますが、四国の件もありますように、利権など絡むと本来の意味が解らなくなるものです。

ですので、私たちの会では「自分が楽しむ祭」を本義に、どうしたら良いかを考え取り組んできました。

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その一つは「金・銀・銅箔の金灯籠」です。
こちらは京都の老舗堀金箔粉さんの協力のもと、中島弘隆灯籠師に制作していただきました。

また、山鹿製材組合の協力により地元産の杉「あや杉」を材料に御神輿を制作しました。こちらは同会メンバーですある和水町の今村日出夫棟梁制作。

会も丁度30年目を迎えることもあり、新しい法被を作り15,16日雨が降らないことを祈りました(驚くほど雨が降るのです)。

16日の午後10時からの上がり燈籠に備え、揃いの法被を着て、酒を組み交わし、ソワソワと準備をします。

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この時ほど「祭」を楽しく思うことはないですね。

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いよいよとなると準備を始めます、ここからは緊張してきますね。

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そして、皆で200キロ弱の唐破風作りの神輿を担ぎ上げ、八千代→さくら湯→大宮神社と進みます。

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今回は、地元の城北高校生が奮起してくれました。祭の楽しさは伝わったかな?とても素直で素晴らしい生徒さん達

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奉納したあとは、大宮神社裏で皆で直会(なおらい)です。奉納した御神酒を呑み、弁当を皆で食べます。※高校生はお茶です

そして、直会も終わったあとは、大宮神社内の燈籠殿に奉納して一年間展示します。

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いろんな方の御厚意、御協力を経て私たちの祭は終わっていきます。私は一会のメンバーでしたが、同会の会長荒木健二さんの御尽力の御陰で〆たいと思います、ありがとうございました。


by sumiya-aramono | 2018-08-19 11:36 | 地域


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