人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2018年 07月 18日

「料理の本」

昔からであると思うけど「美味い料理(屋)」というのが好きなようで。

「料理の本」_b0369943_17465350.jpg

「料理の本」_b0369943_17465407.jpg


今でも気になるのは、池波正太郎や山口瞳の本に出てくるような名店。
※名店は、その人が認めているという意味

特に池波正太郎さんは、食事を何よりも楽しみにされていたので、日付入りで何を食べ、何を呑み、まで本に出ている。作る方の奥さん達は大変だったみたい。本人も同情している

山口瞳さんも、日本中に「行きつけ」があった。場所も本に掲載してあったので、幸か不幸か繁盛するのだけれど、いろんな事情で閉店したお店もあった。

その影響もあって、人が推しているお店は気になるし行きたくなる。なんか自分の琴線に触れるお店があるみたいで、それがどんなお店か言えないのがもどかしい。

文豪が衣・食・住を楽しみながら作品を作っているとするならば、ファンも真似してみたくなるのは、その人が見ている某かのモノを同じように感じてみたいと思うからだと思う。
文豪じゃなくても、その人のフィルターの厚さを感じたいと思うのかもしれない。そう、たかが食事ごときで。

友人がよくInstagramで自分が食べたものを見せられるのが苦痛と言っているのを知っているけど、私みたいな人間が居るのも分かって欲しい。人は繋がりを求めて生きているのだろうから(恐らく)

by sumiya-aramono | 2018-07-18 17:27 |


<< 「挑戦」      「空の色」 >>