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2018年 06月 08日

「大切な何か」

今年の春に日本政府が主導してきた「クールジャパン」が赤字続きで再建も難しいという記事が出ていた。

もともと、始まってすぐくらいにも、批判的な記事は多かったように思う。


クールジャパンの製品を「日本らしい素晴らしい工芸品」とするならば、アメリカのebayなど見てみても根強いファンは居て、コレクター価格になっている物もあり、それは年々高騰している。

日本刀や雛人形(コンサルの人が言っていたゴスロリ雛人形)然りで、コレクター魂を揺さぶる何かがあるのだろう。

最近はボロ(BORO)や裂織物も海外の生地コレクターから注視されているとか。

以上の事から、別に「日本の素晴らしい工芸品」全てが売れてないわけではなさそう。失敗したのは「行政が関わった何かしら」と思わずにはいられない。行政は役人で、物を売るプロではないので当たり前ではないでしょうか。いや、それは言い訳にもならないですね、理由はいろんな方々が分析されているでしょう。

クールジャパンは失敗したかもしれないけど、ずっと気になっていて相反している企業があります「株式会社ほぼ日」です。


先日、20年目を迎えられて、見た目あくせくしてないように見えるが、上場もされていてワンマンかもしれないが社長の糸井重里さんが「楽しく」仕事をされているイメージがある。

20年というモチベーションの維持も凄いと思うが、私が好きなのは「手帳」という使える物を主軸にもってきたこと。それを上手く活用して、ブレずに続けられたことが素晴らしいと思います。※今後は分かりませんが

反面教師のような気がしないでもない、と思います。

「短期でブームを作ろうとして巨額を投資したが(見込より)売れなかった伝統工芸品群」

「楽しいことを長く続けることで結果としてブランド資産が向上した企業」

「人が欲しがる=価値」というのが経済の世界の大前提です。良い物を作り、それを売りたいならば「それを欲しがる人を探す(作る)」しかありません。
そして目標を決めてのトライアル & エラー!
私も今夏から、いろいろな挑戦が始まる予感がします。予感というか、予定ですね。。

頑張りたいと思います。


by sumiya-aramono | 2018-06-08 21:53 | コト


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