「メキシコに夢中」

最近、特に眼を惹くメキシコの民芸。


何故今そんなに恋い焦がれているのだろう、と考えていましたら、２つの理由が判明しました。

１つは、私が影響を受けました熊本国際民藝館の展示品。柳宗理さんや柚木沙弥郎さんの自邸のコレクションの数々。柚木さんは芹沢けい介さんからの影響があったのでしょうけど、素晴らしい数をコレクションされています。

私の中の先生たちがメキシコの民芸に夢中になって、手元に置いておきたいと思うくらい愛着のあるモノ、その源泉(真実)というのはアーカイブしておかなければならないと感じております。
中でもCandelario Medrano 氏のミニチュアのような楽しい造形、Aurelio Flores 、Francisco Flores両氏の温かいけど厳かな造形美はコレクターも多いそうです(只今勉強中です！)。
↓柚木さんのコレクションが見れます。

２つめは、メキシコの「自由」な作風。素朴でおおらか、色使いにもユーモアがあり力強さもある作風は、気候風土もあるのでしょうけど、メキシコに宗教が入ってきたことに起因するかも知れません。
私も物作りを多少なりともしていますが、どういう感覚で作っているのか、当たり前のように(狙わず)作っている様は、物作りの原点があるように思います。

ということで、しばらくの間はメキシコに夢中です。その近郊のペルー、グアテマラも素晴らしいですね。一度行ってみたいと思っています。今年の目標です