2018年 03月 28日
自分が好きなことを突き詰めて行きたいと思っています。 簡単に「雑貨」という言葉だけでは括れない程、現在雑貨の世界は拡がっています。 私が好きな物が、誰かには嫌いだったり、またその逆もあるので面白くもあるのだと感じています。 北欧やヨーロッパ系の雑貨というのは、白くきらびやかでありまして(ふと可愛かったり)大人な女性が好みそうな凛とし静物のイメージがあります。 「骨董」というジャンルは、奥が深く民芸とも違った世界があるように思います。民芸はその精神性から真面目で丈夫で実用的な面が強調されることに対し、骨董という物は「価値」という基準が明確に示され、それが金銭という形で表されています。だから骨董という物はある種ダークな面があるように(個人的に)感じます。 民芸の純粋的な精神に触れるのは、現代においてとても貴重な体験のように思えます。まだ日本各地の民藝館に行かれたことのない方は一度行かれることをお勧めします。日本民藝館では外国の方も多いですけど、言葉を理解せずとも「見る」ことの愉しさがあるからでしょう。 骨董は、ちょっと敷居が高いのですけど「ジャンク」や「ブロカント」という雑貨があります。骨董がアンティークなら、ジャンクは古道具。古道具は、古くてもまだ使える道具ですから、デザイン的にも合理的で定番という物も多いです。 私は何やら、そんな世界も好きなようです。それは、忘れ去れ、失われていく物だからでしょう。そんな思いは、いつも日常的な物から感じています。 ちょっと欲しくなって探しました。栓抜きの形というものは、今はいろいろあるでしょうけど、丸みを帯びて、手に優しく使いやすいデザインが良いと思います。 また、キリンビールのロゴが現代では「アート」のようにも映ります。 生活の中に、何気なく使われ、しかし失われていく物を出来るだけ探して紹介していきたいと思いました。
by sumiya-aramono
| 2018-03-28 22:22
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