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2017年 06月 30日

「やってみよう!」

岡山の児島で見た(畳の)縁の製品の数々。それだけでなく、いかご(藺草の籠)などの藺草製品も多くありました。
岡山はかなり本気に地場産業のモノを生活に取り入れる動きと、ブランディングする動きを行っていました。
※「いかご」は、最新のチルチンびと(風土社)に載ってますよ

私も畳業界に携わる者として、畳表の本場・熊本の八代産の畳表の普及とブランディングを小さい力かもしれませんがやっていこうと思いました。その第一歩として、いま私も使っているのですが畳の縁を使った「コインパース(小銭入れ)」を作ってみようと思います。

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「コインパース」は畳の縁と市販のファスナーや裏地などで、ミシンの経験のある方なら直ぐに出来ると思います。想像以上に畳の縁は種類があり、また織り方も数種類ありますので選ぶ楽しさもありそうです。

見学して良かったのですが、畳の縁は見事「MADE in JAPAN」でして輸送コストや関税も抑えられ、縫える人が居れば簡単に製品に成り得ます。だからでしょう、東京などの手芸屋さんでは畳の縁をメートル単位で販売しているそうです。

我が街にも数名畳の縁のバッグを作っている方もいるそうで、そう遠くない内に、その方たちの製品を見ることが出来そうです。
水俣や天草にも藺草の製品(ブックカバーや携帯ケース)を作っている畳屋さんも居て、熊本県の畳組合でも「藺草製品」から八代産の藺草をPRしようという動きもあります(私もメンバーの一人です)。

とりあえず「やってみよう!」コインパース、梅雨が明けましたらコースター(八代産藺草)も作ってみようと思います。




by sumiya-aramono | 2017-06-30 01:30 | 地域


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